第63回三重県透析研究会学術集会

ご挨拶▷ ページを更新する

このたび、第63回三重県透析研究会学術集会の当番幹事を拝命いたしました。

医療法人如水会を代表しご挨拶申し上げます。

私ども如水会は昭和48年の開設以来、親子二代にわたり三重県の透析医療に携わってまいりました。父は名古屋大学第二内科へ入局し腎臓・動脈硬化グループへ配属されました。

その時の上官が、初代藤田医大の腎臓内科教授の川島司郎先生でした。昭和44年に川島先生と一緒に名古屋大学病院中央手術室で、セロファン膜を使用し何層も手で張り、組み立てるキール型人工腎臓で透析をはじめて実施しました。昭和46年に中勢病院(現鈴鹿中央総合病院)へ配属され透析をはじめました。キール型人工腎臓は2台しかなく、医療費はみんな自己負担でした。昭和48年に河出内科開業、透析施設が北勢地域には市立四日市病院しかなく桑名から鈴鹿まで通院してくれる患者さんもみえたそうです。

私は平成6年に愛知医科大学を卒業し父親同様、愛知医大第一内科腎臓グループ、厚生連高山久美愛病院、名古屋共立病院、半田共立クリニックで透析医として修練し平成19年に鈴鹿腎クリニックを開設、継承し現在に至ります。

三重県透析ルーツのひとつです。以前に透析黎明期、勉強すればするほど落ち込み、患者さんの観察、看護が大変だったといっていたのが印象に残っています。

昭和、平成、令和と時代が移り変わる中で新たな知見や薬剤、ガイドラインなどが継承され透析医療はさらなる発展をとげております。

このたび、長年参加させていただいていた三重県透析研究会の当番幹事をさせていただけることは大変光栄であり、身の引き締まる思いであります。

現在、透析医療を取り巻く環境は大きな転換期をむかえております。

透析患者の高齢化や多様化する医療ニーズへの対応に加え、医療従事者不足、働き方改革、災害対策、地域包括ケアシステムとの連携など、私たちが向き合う課題はますます複雑になっています。

本研究会が、医師、看護師、臨床工学技士、栄養士、理学療法士、薬剤師、放射線技師をはじめとする多職種の皆様が知見を共有し活発な議論を通じて今後の三重県透析医療のさらなる発展と、患者さんにより良い医療を提供するための一助となれば幸いです。

なお特別講演は矢吹病院院長の政金生人先生にお願いしております。日本の透析医療を牽引してこられた先生であり、常に現場の声に耳を傾け、若い世代を温かく導いてくださる先生です。大変ご高名で多くの学会や研究会から講演依頼が寄せられる先生です。本研究会でご講演いただきたいと強い思いから、実に一年前よりご依頼申し上げこの度ようやくご登壇いただく運びとなりました。特にテーマは絞らず自由に講演していただけるようにお願いしております。その際、愛知医科大学 学長 伊藤恭彦特命教授にお口添えいただきスムーズにお願いでき貴重なご講演の機会をいただくことができました。

教育講演は医療法人偕行会 本部 透析運動療法統括部 部長 森山善文先生にお願いしました。森山先生は透析患者を対象とした運動療法の実践と研究を先導してこられました。透析領域における運動療法のパイオニアとして患者さんの健康寿命の延伸に貢献された先生です。フレイル予防と運動療法をテーマに豊富な経験と最新の知見をもとにご講演いただきます。

最後に皆様のご参加とご協力を心よりお願い申し上げます。

第63回三重県透析研究会学術集会

当番幹事 河出 恭雅

医療法人如水会 理事長

事務局

第63回三重県透析研究会学術集会事務局
〒514-8507
三重県津市江戸橋2-174
三重大学医学部附属病院
血液浄化療法部内
TEL : 059-231-5403
FAX : 059-231-5569
E-mail :
renal@med.mie-u.ac.jp

© 第63回三重県透析研究会学術集会
Produced by Secand Co Ltd

arrow_upward

トップ